明日は節分ですね!👹
いま、いちりんなごや園の扉にヒイラギがつるしてあります。
これは節分の行事の一つ。ヒイラギのとげで邪気を祓うそうです。
本来はイワシの頭をヒイラギの枝にさして飾るものですが、イワシは今回はなしでつるしています(気分だけでも、と、折り紙でつくったお魚がさしてあります!)。
節分といえば立春の前日である2月3日ですが、実は節分はあと3回あります。
それぞれ立夏、立秋、立冬の前日です。
旧暦では、立春は一年のはじまりという大きな節目でもあることから、節分の行事が行われるようになりました。
大きな季節の節目は邪気が入りやすいので、邪気を祓い、無病息災を祈るために豆まきが行われます。
ではなぜ豆まきなのか?その答えは日本人の「言霊を信じる心」にあります。
節分の豆は、「豆=魔目(鬼の目)を滅ぼす」ということに由来しているそう。使用する豆は炒ったものをまきます。いくつか理由はありますが、「炒る=射る」と考え、「魔目を射る」からです。
節分の豆は「福豆」とされ、豆まきのあとに「自分の年齢+1」の数をいただきます。福を身体にいれ、これからの一年の健康を祈る意味があります。
伝えられてきた行事の一つ一つには細かな背景や行う理由、想いがあり、それは現代にも通ずるものがほとんど。
季節の行事に取り組むときは、子どもたちに伝えていきたいなと思っています。
***
ヒイラギとイワシ(折り紙)を用意してくれたのは園児のおばあちゃん。いつもありがとうございます✨